中野小学校跡地のモザイクアートモニュメントが完成しました
仙台市立中野小学校は、宮城野区にあった小学校で、5年前の東日本大震災により津波被害を受けた学校のひとつです。中野小学校は今年の3月に閉校となり、跡地には慰霊公園が作られました。
その公園の一角の慰霊の丘に、生徒たちが作成したモザイクアートのモニュメントを設置することになりました。
これは「自分達の慣れ親しんだ蒲生干潟への想いを残したい」という生徒達の想いから始まったプロジェクトです。仙台市公園緑地課が発案し、東北文化学園、NPO法人ソートの杜の協力を得て行われました。
モザイクアートは全て生徒たちが作成し、ストーリーインストーンは額石施工と公園への設置作業で協力させていただきました。
モニュメント作成から設置までの様子
除幕式が行われました
2016年8月11日の除幕式には、10名ほどの生徒の代表が出席し、除幕のお手伝いをしました。子供たちとお話ししましたが、「まさか、こんなに大きい碑になるとは思わなかった」との感想でした。
モザイクは教室で作成したもので、60cm×30cmのものを6枚組み合わせて、石の台座に組み込んだものです。
仙台市長はじめ、たくさんの議員さんが来場し、式典のご挨拶をされて 、子供たちも緊張した様子で参加していました。
式典が終了後、生徒たちみんなで石碑を触って、盛り上がっていました。