神奈川県産「本小松石」のご紹介
2016年10月7日(金)
こんにちは。宮城県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、ストーリー イン ストーンの荒井です。
今日の仙台市は、昨日に引き続き、心地よい秋晴れとなりました(^ ^)
ですが、明日はちょっと曇り空のようで、太陽は1日お休みのようですよ。
さて今回も日本の銘石をご紹介いたします。
石材名 小松石(本小松石、新小松石)
産地 神奈川県 真鶴町
特徴 安山岩の中でも硬さがあり、耐久性・耐火性に優れている
今回は、神奈川県 真鶴町で採石される「本小松石」をご紹介です。
歴史はとても古く、真鶴町で採石が始められたのは、平安時代末期頃だそうです。
当時は「伊豆石」や「相州石」と呼ばれていたそうですが、江戸時代のあるお寺様へ
石材の見積書を提出した際に、初めて「小松石」という名前が使われたそうです。
由来は、採石される山の名前が「小松山」ということだったんですね。
ちなみに「本小松石」は真鶴町産、「新小松石」は真鶴半島産で分けられているそうです。
「本小松石」は、採掘後の表面は茶褐色なのですが、磨くと気品のある淡灰緑色の石肌が
現れます。
吸水率は高いのですが加工がしやすく、時間経過とともに色合いが変化する
味わいのある石材です(^ ^)
「本小松石」の用途は幅広く、お墓はもちろんのこと、建築材やモニュメントに使われています。
代表的なものとして、皇居のお堀や大正天皇、昭和天皇のお墓に使用されています。
ほかにも、江戸城の石垣、源頼朝、北条家一族のお墓にも使用されているそうです。
プチ歴女のわたくし、とても興味深いです(笑)
皆様のお墓選びのご参考になりますように♪♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました(* ^ ^*)
皆様のお墓選びのお役に立てますよう、スタッフ一同努力します。
ストーリー イン ストーン 荒井 でした。
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