仙台市若林区のお寺様墓地その他にて、文字の追加彫刻と文字の色の入れ替えをいたしました。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。宮城県一円で、お墓のお仕事をさせていただいております、ストーリーインストーン 店長の佐藤です。今回は追加戒名の彫刻と、文字の色の入れ替えをさせていただきましたので、ご紹介いたします。
今回はお寺様からご紹介をいただきました。仙台市若林区のお寺様の墓地です。お客様のご希望としては、以前に他の石材店さんが彫ってあった戒名があるので、それと字体などを揃えてほしいとのことでした。
こちらがお客様のお墓です。このお墓の背面に彫刻します。
彫刻前の状態です。すでに彫刻されていたお名前がこのように入っています。これに、字体や文字の大きさ・バランスを合わせて彫刻します。この彫刻部分の拓本をとり、文字のモデルを製作して、お客様に確認してOKを頂いたら彫刻に入ります。
彫刻が完了しました。以前からあるものと字体や大きさなどを揃えてきれいに仕上がりました。
このお客様はご納骨もお手伝いさせていただきました。お客様には、希望通りに文字を揃えてもらってよかったと喜んでいただきました。
今回のように戒名を追加彫刻する場合、文字を書いている書家が違いますので、以前のものと全く同じにするということは難しいですが、このように文字のバランスが取れて自然な仕上がりになるように注意して彫刻をさせていただいています。
別の場所ですが、同じ文字関係のお仕事をいただきましたので、一緒にご紹介させていただきます。
まずは施工前と施工後のお写真です。
こちらは当社で7年前に建てさせていただいたお墓です。その際、お客様のご希望もあってこの部分は素彫りで色を入れずに作っていました。大切にお参りくださっていてこのように大変きれいなお墓ですが、お参りされる中で、この素彫り部分が見えづらくて気になっていたそうです。先日ご家族様が亡くなり、ご納骨をお手伝いさせていただいたのですが、この機会にこの部分にも色を入れたいとご相談いただきました。
写真で見ても、逆光の影響もありますが、見えづらいのが分かります。
今回色を入れたのは印の部分です。供養塔の文字の部分、花立ての2つの家紋の部分です。
色を入れた後です。このように、離れたところからでもはっきりと文字と家紋が見えるようになりました!
お客様は、文字色を入れたことでお墓が全体的に明るくなったようで、新品のお墓みたい!と大変喜んでくださいました。今回の施工でお客様の気がかりが晴れ、今後も気持ちよくお参りできることを願っております。
お墓を建てられて10年近く経つと、以前に入れていた色の部分が劣化したりすることはどうしてもでできますので、色の入れ直しのご相談は多くあります。劣化した塗料を一度きれいにはがして、新しく塗料を入れなおす作業になりますが、それだけでも新しいお墓と見違えるほどきれいになります。
細やかなことですが、大切にお参りしてこられたからこそ気付かれることでもあります。お参りされていて、気になることや心配なことなど、いつでもお気軽にご相談いただきたいと思っております。